みなさんは『回天』を知っていますか？ 私は最近初めて知りました。回天とは海の特攻隊・人間魚雷のことです。
特攻隊と言えば『神風特攻隊』が有名ですね。飛行機に乗ってそのまま敵艦隊に突撃する。荒ましい攻撃です。でも海にも特攻隊があったんです。それが『回天』です。
実物大のレプリカ。全長は14.75メートルあったそうです。
前面に大量の爆薬を搭載し、乗組員が１人で乗り込み、潜水艦から発射され敵艦に乗員もろとも体当たりし爆破するというものだったそうです。内部の構造はこう。
日本軍にいた若者は、志願して回天の乗組員になったそうです。祖国を、家族を守るために死ぬことは怖くなかったと生き残った人はみなそう言います。戦争は人間を狂わせてしまうのでしょうかね？
回天の存在を知ってから、『出口にない海』という本を読みました。この本はフィクションですが戦争を題材にした本はどれも心が重くなります。
でも過去に日本でこういう戦いがあった事、祖国を守るために志願して死んでいった若者がいた事を忘れてはいけないですね。今の日本を知ったら戦死した人たちはどう思うだろう・・・・と考えてしまいました。
