今月21日に開催されるフィギュアの世界選手権。国際オリンピック委員会（IOC）はロシアとベラルーシの選手や役員を国際大会から排除するよう国際競技連盟に勧告しました。この方針に従いISUは世界選手権を含む他の国際大会でロシア、ベラルーシの選手の参加を認めない声明を出しました。これにより女子フィギュア最強と言われるロシアン3選手が欠場。その上、男子フィギュアの羽生結弦選手もオリンピックで負傷した右足の捻挫が完治せず欠場が決定しました。大いに盛り上がりに欠ける世界選手権になりそうな予感・・・・ロシアの選手は気の毒ですね。
話は変わってフィギュアのAIによる採点システムが導入されることになるそうです。これは羽生選手の卒論テーマにもなっていました。『フィギュアスケートにおけるモーションキャプチャ技術の活用と将来展望』という題で発表しています。AIの導入でジャンプのはじめや着氷のねじれを詳細に分析できるようになるそうです。以前から言われていたねじりにより3回転半を4回転と判定されるという人間の目だけでは判定できないものが正確に判定されるのは良い事だと思います。
基本フィギュアは美しければいいと思いますが競技である以上、AIの判定はやはり必要じゃないかなぁと思います。
