手抜で悪いか‼

手抜きで悪いか‼

子育てや家事、主婦歴35年以上の私の裏技教えます

手抜きの勧め(離乳食)

私が若い時は、とにかく家事は手間暇かけてするものって感じがありました。

私自身もその馬鹿げたしがらみに囚われていた気がします。

子供が生まれると、ものすごい負担がかかります。夜は授乳や夜泣きでぐっすり眠れないし、買い物に行く時も赤ちゃんを連れての買い物は大変です。当時私は団地の3階に住んでいたので、買い物から帰るとまず赤ちゃんを3階の自宅につれて上がって、その後ダッシュで駐車場に戻り荷物を持ってまたダッシュで3階に駆け上がってました。それでもまだ動かないうちは何とかなったのですが、寝返りやハイハイをしだすと目が離せないので階段の2段飛ばしで駆け上がったり…今では考えられない神業ですね。

そんな私が手抜きに目覚めた最初が離乳食の頃。ちょっとしか食べない離乳祝を時間をかけて作っていました。おかゆはコトコト時間をかけて、麺類は細かく切って、だしも昆布からとって、野菜も薄味に煮て潰して…それをいっぱい食べてくれる時はいいのですが、ほとんど食べなかった時はため息が出ます(笑)

ドラッグストアのベビー用品のコーナーには箱や瓶に入った離乳食がズラーっと並んでいましたが、これを食べさせることに抵抗があった私はいつもスルーでした。しかし育児に疲れ切ってしまった私は、初めてこのベビーフードに手を出します(笑)

最初に買ったのは忘れもしない『バナナプリン』でした。確かキューピーから出ている瓶入りのベビーフード。デザートくらいならちょっと食べさせてみようと思いました。このバナナプリンを喜んで食べる食べる・・・・(爆)力が抜けたのと同時に自分を必要以上に追い込んで、それがかえって子供へ負担をかけていたことに気が付きました。

手抜きは決して愛情のバロメーターではなく、上手な手抜きで心に余裕を持たせ、ゆったりと子供や家族と接する。お母さんが家の中で笑顔でいることこそ、一番のごちそうだと気が付きました。もちろん全部手抜きはダメですよ(笑)

何でも口に入れてしまう時期に部屋の掃除をしなければ事故に繋がるかもしれない。この時期は掃除は手抜きできないけど、夕食は週に1度か2度は外食するとか、テイクアウトで済ますとか、週末ご主人に腕を振るってもらうとか、やり方はいっぱいあります。一番大事なことは精神的にも肉体的にも余裕を持つことです。

さて私が離乳食を作っているときに一番厄介なのが主食であるお粥でした。お粥は家族のご飯を炊くとき、大人用の茶碗にお米と水(多め)を入れて炊飯器で炊くお米の真ん中にお茶碗事入れ、スイッチポン♪ 家族のご飯と一緒に少量のお粥が一度に炊けます。大人用の茶碗なので小分けにして温めなおして食べさせてました。

それから便秘の時には、サツマイモを潰しその中にリンゴをすって混ぜる。これだけですがサツマイモの甘さとリンゴの甘酸っぱさで喜んで食べてくれました。