叔父の葬儀が今日終わりました。退職してからはボランティアや役職をいっぱいしてて人付き合いの上手な叔父らしいエピソードをたくさん知ることが出来ました。決して大きな声を出さず、いつも穏やかでニコニコしてる叔父でした。困った時は出しゃばらず誰にも分らないようにそっと手を差し伸べてくれる人でした。子どもたちも小さい時から可愛がってもらい、次男の結婚式にも出席して下さり、去年の夏には三男が結婚報告に行った後、病院で会ったときには「いいお嫁さんだね」と褒めてくださいました。その叔父が入院先から意識がなくなったとの連絡があり、家族が病院に着くまでに息を引き取ってしまったそうです。コロナ過でのお別れは残酷ですね・・・叔母の悲しみは気丈にしてればしてるほど伝わってきます。
生きているとき、人は頭の中でいつか死が訪れると理解していても心は理解していないんだぁと思います。私が長男を生む前に里帰りしていた時、祖母は『子育てをしているときが一番人生の花だからこれから十分に人生を楽しみなさい』と言いました。子どもが大きくなるごとに悩みが増え、楽しみというより苦しい事も多かったと思うときもありましたが、還暦過ぎて振り返ると、祖母の言った通りあの頃が人生の花だったような気がします。
私の人生、大分下り坂に来ています。丈夫なだけが取り柄だったのに、身体のあちこちにガタが一気にきています。でも下り坂には下り坂の楽しみ方があるというもの！自転車だって今までみたいに一生懸命こがなくても、下り坂なら風を切って気持ちよく走れます。さて、これからどんな楽しい事を見つけようかな（笑）
