手抜で悪いか‼

手抜きで悪いか‼

子育てや家事、主婦歴35年以上の私の裏技教えます

母の七回忌

母の七回忌が行われました。天気の良く、穏やかな一日でした。お墓で手を合わせながら、心臓病のため、きつい水分制限をしていた母でしたが、いっぱい水を飲んでもらおうとお水を溢れるほど備えました。どんな治療も愚痴ひとつ言わず、静かにあっという間に逝ってしまった母でした。「だんだん(ありがとう)も言わずに勝手に逝って!」と母の遺体につぶやいていた父。母はいつも父に感謝してました。「足が悪いのに毎日朝と夕方必ず来てくれて・・・」と。

家に帰れば足湯で細くなった足先の血管を広げたり、塩分制限の食事を工夫して作ったり、ほんとに献身的に母を大事にしていました。母を亡くし誰より寂しそうだった父は後を追うように母のもとに逝ってしまいました。病室で「お母さんがいてくれたから自分の思うことが全部できた幸せな人生だった」と私に何度も何度も話す父。自分の両親ながらほんとに素敵な夫婦だったと思います。私は夫ともどもあんな夫婦にはなれそうにありません。2人の事を思い出す時、いつもこの歌が頭の中を流れます。

 

  静かな伝説

 

語ってくれ 彼の生きざまを
歌ってくれ 彼女の栄光を
険しい道選んだ 彼らのその物語(ストーリー)
明日を生きる僕らの 希望となる

伝えてくれ 彼の優しさを
讃えてくれ 彼女の勇気を
人知れず尽くした 彼らのその愛が
今日を生きる私の 救いとなる

教えてくれ 彼の足跡を
話してくれ 彼女の悲しみを
涙に耐え忍んだ 彼らのその強さ
未来を生きるあなたの 力となる

祝ってくれ 彼の勝利を
祈ってくれ 彼女の幸せを
夢追い続けてきた 彼らのその笑顔
共に生きる僕らの 指標となる

語ってくれ 彼の思い出を
歌ってくれ 彼女の人生を
語り継がれてゆく 静かな伝説(レジェンド)は
時を超えてみんなの 誇りとなる